言葉の無力さに打ちひしがれる幸せ

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2015年1月27日 by fumi

子どものころ、初めて行ったクラシックコンサートを私は覚えています。

母に連れられて、地元の小さなホールで、
フルートのキラキラと美しいボディにうっとりしたこと。
バイオリンの音色に心が震えたときのこと。

当時、小学校低学年だったと思います。

コンサートのあとに
フルートを習いたいと言ったら、
「近所に教えてくれるところがないからダメ」と却下されたのでした。

そんなことを思い出す取材でした。
今回書いたのはこちらの記事↓

子どものためのコンサートは、大人にも変化をもたらした!
“本物の体験”を届けて、子どもの感性を育むNPO法人「みんなのことば」
http://greenz.jp/2015/01/27/minnanokotoba/

NPO法人「みんなのことば」は、
就学前の子どもたちにクラシックコンサートを届ける活動をしています。

今回取材させていただいたのは
マンションのコミュニティ作りのためのコンサート。
小さな子どもからお年寄りまで、
続々と集まって、みんなで演奏を楽しみます。

実際にコンサートを聴かせていただいて、
子どもたちの反応を目の当たりにしました。

子どもを甘く見ちゃだめね。

わかりやすい曲とか、キャッチーな曲じゃなくても、
ちゃんと音楽に深く潜って鑑賞しているのが、見ていてもわかる。

どの曲がよかった? って聞いたら、
耳なじみのよい曲よりも、シブい曲の名前を挙げたりとか、ね。

コンサート後にインタビューさせていただいたのですが、
代表の渡邊さんと、アートマネージャー横溝さんの強い想いが感じられて、
すごく応援したくなりました。

演奏する側が身銭を切ってのボランティアでは続かない。
演奏者にちゃんとギャラを払って、
かつ各地に本物の音楽を届ける。

続けられるようなしくみをきちんと整えて、
子どもたちとコミュニケーションをとれる演奏者をそろえて、という
どちらも大切で難易度の高いことを
飄々とやっている(ように見える)お二人でした。

大変なこともいっぱいあると思うけれど
心から応援したい。

音楽が、子どもと親と地域をつないだり、
音楽が、人を元気づけてコミュニティ全体を活性化したり。

言葉にするとなんて素っ気ないのかしら。
目の前で見たコンサートの光景は
あんなにあたたかい空気に包まれていたのに。

言葉って、音楽の前では無力だなぁ。

子どものためのコンサートは、大人にも変化をもたらした!
“本物の体験”を届けて、子どもの感性を育むNPO法人「みんなのことば」
http://greenz.jp/2015/01/27/minnanokotoba/

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